決断の秘訣

自己啓発

引き続き、『思考は現実化する』より、印象に残った言葉をご紹介していきます。

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今日から、第8章に入ります。

速やかに決断せよ

大敵は『優柔不断』

『巨額の富を築いた人々を分析した結果、全員が例外なく素早い決断力の持ち主だった。また半面、一度下した決定を変更しなければならないときは、慎重に時間をかけて新たな決断をしている。

それに反して、富を築くことに失敗した人々は、例外なく決断を下すのが非常に遅く、また一度下した決定を変更しなければならないときはとても素早く、しかも頻繁に行っていることであった。』

成功者はなぜ決断が早いのかと言うと、願望が明確だからです。目標が明確だと、計画も明確になり、何を選ぶべきなのか、決断するのが早くなります。

失敗する人は、その反対で目標が曖昧だからです。結局どの道を選んで良いのか分からず、なかなか決定が出来ないのです。そして、一度や二度の失敗で、直ぐに変更してしまう傾向があります。

自分はどちらの特徴に近いのか確認して、成功者の共通点を取り入れていきましょう。

『他人の無責任な意見に振り回されるということは、まだ真剣な願望が確定していないことを意味する。』

他人の意見に左右されているようでは、まだ明確な願望を持っていないことになります。もし、本当に叶えたい願望があれば、誰が何と言おうとぶれることはありません。

『多くの人々が失敗してしまったのは、善人ではあるが無知な人たちによって自信を喪失させられたからである。』

周りの人たちは、『あなたのことを思って』という最もらしいことを言って、成功への道を諦めさせようとします。それは恐らく、自分が出来なかったから、あなたが出来たら困るからでしょう。

『やりたいことは、まず行動によって示せ』

口だけの人は大勢いますが、実際に出来ている人は、極少数です。言うだけでは、願望が実現することはありません。行動することで、実現していきます。その姿を見て、協力者が現れるのです。

アメリカの独立宣言のエピソードが載っていました。それが発表されるまでには、六段階の過程があったそうです。

『願望、決断、信念、忍耐、マスターマインド、計画の組織化、である。』

アメリカが独立するまでにも、ちゃんと成功ノウハウに則っていることがわかります。個人の願望でも、国の願望でも、成功哲学は不変ということです。

素早い決断をするためにも、願望を明確にしていきましょう!

優柔不断は、チャンスを逃すことにもなりますからね。

参考図書は、

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