心が強くなる言葉

先週末から引き続き、中村天風の『心が強くなる言葉』より、印象に残った言葉を紹介していきます。

今日は、第２章『生』がテーマです。

『言葉には人生を左右する力があるんです。』

上記のメッセージがサブタイトルになっています。言霊という言葉があるくらいですから、言葉にも魂が宿っていると考えても不思議ではありません。言葉の使い方一つで、その人の人間性が見て取れます。汚い言葉を使っている人は、心も汚い可能性があります。明るい前向きな言葉を使っている人は、人生を楽しんでいる人が多いように感じます。

『思考は現実化する』という名言があるように、考えていることが現実化します。考える材料として、言葉が挙げられます。積極的な言葉を使っている人は、積極的な考え方が出来ます。その結果、現実の世界にも明るいものが現れることになります。逆に、消極的な言葉を使っていたら・・・暗い現実の世界が現れることになります。

あなたは、普段から明るい言葉を使っていますか？

それとも、暗い言葉を使っていますか？

普段、あまり意識していないことだと思いますが、意外とネガティブな言葉を使っている事が多いです。感情に任せて、無意識で使っていることも少なくありません。言葉を変えるだけでも、人生は変わってきます。考え方が変われば、行動も変わって来ます。行動が変われば、人生も変わってくるということです。何気なく使っている言葉を、明るいものに変えていきましょう！

『金だ、家だ、仕事だ、名誉だ、愛だ、って、たしかにみんな大切なものではありますが、命あってのものでしょう。

それ以外は、しょせんは、人生の一部でしかないんですぜ。』

生きていれば上手く行かないことも多々ありますが、必要以上に落ち込むことはありません。命があるかぎり、何かを失っても、挽回できる可能性は残されています。今が一番底だと思えばいいのです。後は上がっていくしかありません。ワクワクしてきませんか？

天風さんは上記の大切なものを人生の一部と言っています。その人生の一部を手に入れた、失ったと一喜一憂していては、視野が狭いといえるかもしれません。失ったものに囚われるのではなく、今あるものに目を向けて感謝しましょう。既にたくさんのものがあることに気づくはずです。

願望を持つことは大切ですが、それに心を奪われていては、幸福を感じる事はできません。満たされていることに気づき、感謝する心を持ちましょう！幸福感は意識の向け方で決まります。

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