思いつかせる

人間関係

昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
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今日は、『人を説得する十二原則』の7番目です。

『相手に思いつかせる。』

 

『人から押しつけられた意見よりも、自分で思いついた意見のほうを、われわれは、はるかにたいせつにするものである。・・・暗示を与えて、結論は相手に出させるほうが、よほど利口だ。』

あなたは、人に自分の意見を押しつけていませんか?

 

人は自分で考えた意見を大切にしたいものです。人から認めてもらいたい、尊重されたいのです。

例え、同じ結論だったとしても、相手から押しつけられたら、良い気分にはなれません。相手より先に言って満足したい欲求があります。

聞き上手な人というのは、この点が優れていると感じます。自分が答えを知っていても直ぐには発言せずに、巧みにヒントを与えて相手に答えさせています。

当然相手は喜びますので、相手との距離は縮まります。相手の欲求に応える洞察力を持ちたいものですね。

 

『賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人のうしろに身を置く。かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく、人の前に立てども、人の心は傷つくことがない。』

これは、中国の賢人老人の言葉だそうです。

賢人でなくても、我々一般人でも、こういう心意気を身に付けたいものです。人の前に立って満足したり、人の上に立って優越感に浸ったり、そういう自分のことしか考えていない人間は、決して人から好かれることはありません。

むしろ、自分が相手より下がって、相手を満足させてあげる。そういう気配りが出来れば、良好な人間関係を築くことが出来ます。

誰も命令されて、快く動く人はいません。相手が自発的に動いているのだと思えるように、こちら側の言葉使いには、十分気をつけていきましょう!

 

写真素材足成

 

 

人間関係
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