好きなことをする

引き続き、『思考は現実化する』より、印象に残った言葉をご紹介していきます。

今日から、第11章に入ります。

モティベーションを生み出す魔法のアイディア

『人間の忍耐力とは、その人がやっている仕事を好きか嫌いか、あるいは愛するかどうかということによって決まってくる。』

好きなことをやっていると、時間が経つのも忘れてしまいます。集中力も長時間続きます。小さい頃、テレビゲームにはまっていた自分がそうでした。

仕事をしている１日が長く感じているなら、仕事が自分に合っていない可能性が高いです。もっと興味が持てる仕事に就いた方が、精神的にも、また会社のためにも良いでしょう。

『人間は、自分の愛する仕事に携わっているとき、または愛する人のために仕事をしているときに、最も仕事の効果をあげるものである。』

これは、重要な成功法則の一つとして挙げられています。大好きな仕事に取り組むことは、成功するために欠かせない要素ですが、家族など愛する人のために働くというのも、エネルギーを発揮する原動力になります。

『報酬以上のサービスをすることは、必ず報われる』

具体的なエピソードがいくつか載っています。一見すると、ただ働きのように感じますが、必ず後になって返って来るということです。ただタイムラグがあるので、それには耐えなければなりません。

好きな仕事に就くにも、メリットとデメリットがあります。報酬が少ないなどのデメリットがありますが、それ以上のメリットもあります。

『第一に、その仕事をすることによって幸福を得るということである。これは最高の報酬である。』

『第二に、目先の収入はともかく、生涯収入では決して引けをとらないということである。おそらく、他の好きでもない仕事よりはかなり上回ることだろう。なぜなら、愛情を持ってする仕事は、他の仕事より質・量ともに優れているからである。』

長期的なスパンで見れば、はじめは好きな仕事の収入が少なくても、技術のレベルが上がって来れば、それに比例して収入も上がっていくことでしょう。遠回りに見えて、それが一番の近道だと言えます。

『質や量の点において報酬以上の仕事をした人には、遅かれ早かれ、仕事をした以上の報酬があるということ・・・』

給料の分しか仕事をしない人は、成功することはないでしょう。それではいつまで経っても収入は上がりません。

報酬以上の仕事をすることを心掛けましょう。必ず後になって、それ以上の報酬が返って来ます。ここでも、先に与えるという『代償の法則』が働いているのです。

大好きな仕事をするか、仕事を大好きになるか、それが幸福になるための条件です。

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