昨日に引き続き、中村天風の『心が強くなる言葉』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
第1章は、『心』がテーマです。
『心のもち方一つが、結局、人生の運命を決定するんだ。』というタイトルがついています。一番目に取り上げているだけに、心のもち方が人生を大きく左右することは間違いありません。運命は自分の力で変えられると聞いたことがあります。運ぶという字があるので、自分の努力次第で如何様にも変えられるというのです。先ずは、自分の根幹を成している『心』から見直していくことが良さそうですね。
『人間というものは、結局、死ぬために生まれてきたような存在であるだけに、それだけに、生きている間は、真剣に自分の人生というものを、価値高く活かさなきゃいけないんですよ。』
この世に生まれて来た以上は、いつか必ず死にます。死なない人はいません。長いか短いかは人それぞれありますが、どのように生きるのかが問題であって、ただ単に長生きすればいいと言うものでもないと思います。やはり生きている以上は、他人や社会に貢献していきたいものです。確かアインシュタインもそのようなことを言っていました。
自分が持っているもので、与えられるものは何なのか考えてみよう。そして、それを磨いて価値を高めていこう!
『やれ運命がつまらないの、人生がつまらないのって人は、その考え方がつまらないんです。』
あなたは自分の人生の責任を取っていますか?
自分の運命は自分で切り開くことができると知っていたら、人生がつまらないと嘆いている暇はありません。他者のせいにするのは簡単ですが、何も変わりません。自分の責任だと感じていたら、自分に何ができるのかを考えて、行動に移していけます。自分の可能性を信じることです。自分の行動に期待することです。
自分の人生のハンドルを自分で握るようにしましょう!
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