先週末の続きになりますが、中村天風の『心が強くなる言葉』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
第１章、『心』のテーマの続きで、『心のもち方一つが、結局、人生の運命を決定するんだ。』
あなたは心のもち方を、コントロール出来ていますか？
生きていると、嬉しいことも悲しいこともありますが、マイナスの方向に偏っていたら、少し問題があります。一見すると、環境や出来事がマイナスの方向に仕向けているように見えますが、実は自分の捉え方や解釈の仕方がマイナスになっているだけなんです。
こういうタイプの人は、受動的、被害者意識の強い人が多いように見受けられます。自分が努力することを棚に上げて、他人や環境のせいにしておけば、それで済みますからね。そっちのほうが楽なんです。稼ぎが少なければ、会社や景気のせいにして、自分は何もしません。
一方で、積極的な人は、明るい面を見るように努めていますが、良いことも悪いことも全ての責任を引き受けています。自分の努力が足りないとわかっていたら、努力しようと行動します。稼ぎが少なければ、どうすれば、もっと世の中に貢献できるのかを考えて行動します。
現状に満足していなければ、心のもち方から変えていくしかありません。周りの環境は、その心の反映です。周りの環境、境遇を見て、今の自分の心のもち方を知りましょう！
『感謝するに値するものがないのではない。感謝するに値するものを、気がつかないでいるのだ。』
あなたは、一日何回くらい感謝していますか？
『感謝するようなことはされていない。』と言う人もいるかもしれませんが、感謝することは、目の前にたくさんあることに気がついていないだけです。このパソコンやスマホなど、人が作った全ての物は、誰かが働いてくれたから存在している。衣食住、ライフライン、その他、目に見えないサービスも含めて、全て誰かが考えて、行動してくれた結果存在しているです。
意識を変えれば、一日中感謝し続けられます。また、同様に働くことも尊いということ。働くことは、人の役に立てる楽しい活動でもあります。そう考えれば、この世界は仕事で出来ているとも言えます。働くすべての人々に感謝しよう！
そして、ものにも感謝して、大切に扱っていきましょう！
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