報酬以上の仕事をせよ

引き続き、『思考は現実化する』より、印象に残った言葉をご紹介していきます。

報酬以上の働きをすることのメリットはいくつかあり、普遍の法則として紹介されています。

『常に報酬以上の仕事をする人だという評価を得ることができれば、あなたの立場は非常に有利なものとなろう。』

報酬以上の働きが出来る人は、会社にとってはなくてはならない存在になれます。上司からも評価され、必然的に昇進・昇給できることでしょう。

『歴史上の偉大な人物は皆、勇気が生んでいる。勇気とは、逆境というゆりかごの中で育つものなのだ。』

新しいことにチャレンジする、厳しい環境においても果敢にチャレンジするという勇気が、人を強くするのです。逆境に出くわしたら、勇気が試されているのだと思い、前に進んでいきましょう。

『報酬以上の仕事をしてきた人は報酬以下の仕事しかしていない人よりも高い地位につき、高い報酬を得ている。』

半世紀以上の研究を重ねて来て、わかった事実だそうです。最小限度の仕事しかしていない人には、高い報酬を得る資格はありません。

同じ報酬でもたくさん働いている人の方が、価値のある人材であることは明らかです。たくさん欲しければ、先にたくさん働くことです。

この原則を守る人には二つの報酬を得ることが出来ます。

『まず第一に、原則に従わない人よりは多くの物質的報酬が得られること。第二に、幸福と満足感が得られるということである。給料袋の中身だけが報酬のすべてだと思っている人は不幸である。給料袋の中身以外の報酬が人に幸福感と満足感を与えてくれるのだ。』

好きなことをするという行為そのものが、既に報酬の一部と言えるでしょう。お金には変えられない心からの満足感、充実感が得られます。

給料以外の報酬に目を向けることで、幸福になることが出来ます。技術が上達していけば、自然と給料も上がって来ることでしょう。

『経営者あるいは上司が、あなたなしではやっていけないと思うほど、役に立とうと思う心があなたにはあるだろうか。』

会社からも、社会からも、必要とされる存在に目指していきましょう。逆の立場になったときに、どういう人材が欲しいだろうか？想像した人物を目指して努力していこう。

『真の知恵は内から生まれる。教えられて習得するものではない。もがき、苦しみ、努力して、考え抜いたうえで得られるものである。』

知識は学習することで得られるが、知恵は経験していかないと得られない。自らの体験を通して気づくものなのです。

積極的に行動して、たくさんの経験を積んでいこう。誰も気づかなかった知恵やノウハウが得られることでしょう。

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