昨日から引き続き、『思考は現実化する』より、印象に残った言葉をご紹介していきます。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】思考は現実化する(上巻) [ ナポレオン・ヒル ]
訳者であり、ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部理事長でもある、田中孝顕氏がナポレオン・ヒルのその後について書かれています。
ヒル博士は、フランクリン・D・ルーズベルト大頭領の補佐官として活躍していました。大頭領の有名な言葉も載っていました。
『われわれは恐怖それ自体以外に恐れるものは何もないのだ。』
恐怖、恐れ、不安は願望実現の障害以外の何ものでもありません。また、それらを抱えたまま成功した人もいません。
それらを拭い切れないのであれば、今すぐにでもナポレオン・ヒル・プログラムを聞いて欲しいものです。PMA(積極的心構え)をいかにして身に付けるのか、詳細に述べられています。
本書を読むことで、目からプラスの情報を取り入れることも大事ですが、耳からの方がより記憶に残りやすい感じがします。
普段のニュースや会話は、ネガティブなものが多いので、頭の中に溜め込まないように気をつけて行きましょう。
カーネギーがよく口にしていた言葉があります。
『人間が金を持ったまま死ぬことはとても不名誉なことだ。』
だから、彼はカーネギー・ホールや約3000もの公共図書館などに寄贈していました。
お金はあの世に持っていくことはできないと言います。お金に限らず、あらゆる物質は持参不可でしょう。
もし、持って行けるとしたら、感情や記憶、思い出とかではないでしょうか。自己満足に陥ることなく、世のため、人のために、貢献して感謝される存在を目指していきたいです。
カーネギーはヒル博士に語った言葉があります。
『私はすでにほとんどの富を世の中に分配してきた。しかし、もっと大切なものを、まだ分かち与えていないのだ。・・・それは、世の中の多くの人々に、誰でもその気にさえなれば豊かで幸せな人生を送ることができる、という秘訣(ノウハウ)を知らしめることなのだ。』
つまり、それが本書であり、ナポレオン・ヒル・プログラムなのです。願望を明確にして、絶対に実現すると信じて行動していれば、必ず実現するということです。
人生一度きりです。願望や夢を諦めた人生を送っていては勿体ないと思います。最終的に実現するしないに関係なく、実現に向けて最善を尽くすことに、やりがいと充実感があるのではないでしょうか。
序章の最後にナポレオン・ヒルの成功の定義を紹介します。
『成功』の定義
『成功とは、他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自ら価値ありと認めた目標(願望)を、黄金律に従って一つひとつ実現していく過程である。』
黄金律とは、自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげることです。
自分にとっての成功の定義も考えてみましょう。
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