潜在意識と感情

引き続き、『思考は現実化する』より、印象に残った言葉をご紹介していきます。

今日から、第12章に入ります。

潜在意識は海面下の王国である

『潜在意識は、信念のような強い感情と結びついた目標や願望については、とりわけ鋭敏にこれに反応するという特徴を持っている。』

逆に、強い感情が伴わない目標や願望は、潜在意識に受け入れられないということです。潜在意識の世界は、論理的な要素よりも、感情的な要素の方がより強く働きます。

普段、目標や願望をイメージしている人は、感情が伴っているか確認してみよう。また、目標が達成された時の感情を感じてみましょう。

『この成功哲学の諸原則は、潜在意識に到達し感応させていく脳力を得させるための刺激剤なのだ。』

本書で紹介している成功ノウハウなどは、願望を潜在意識に届けて、成功へと導くためにあるとも言えます。他では、こういうノウハウを学ぶことは出来ないでしょう。

『想像はすべて「思考のヒラメキ」から始まる。』

『想像力は潜在意識と協力し合いながら、あらゆる分野の成功を導くための計画や目標をつくり出し、そしてそれを推進させていくのである。』

成功するためには、明確な目標や願望を設定することが欠かせません。また、計画を立て、行動していくには、想像力や潜在意識を活用していく必要があります。

本書には、これら想像力や潜在意識の働かせ方が載っているのです。

『感情と結びついた思考は、理性よりも容易に潜在意識に反応を起こさせることができる。』

潜在意識にインプットするときは、積極的なものを使うことです。特に、強い積極的な感情が七つ紹介されています。

『願望、信念、愛情、セックス、情熱、ロマンス、希望』

反対に、消極的な感情も七つ紹介されています。

『恐怖、嫉妬、憎悪、恨み、貪欲、迷信、怒り』

これらは、絶対に使ってはいけないものです。心を積極的な感情で満たし、消極的な感情の入り込む余地をなくしていきましょう。

『天才は創造的想像力を発揮して業績をあげている。』

この方法は人によって異なると言います。その中でも、心を刺激するものとして、いくつか紹介されています。

『愛情、名声、権力、願望、音楽、友情、マスターマインド・・・』

他にも、恐怖など、ネガティブなものも載っていました。創造と想像の両方を使うことがポイントのようです。

ヒラメキというものも、突然降って来ることもあるでしょうが、普段から、そのことについて、調べて、研究し、思考している方がヒラメキやすいと言えるでしょう。

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