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欲を持つことは、
悪いことではありません。
欲はやる気を出すための原動力にもなるのです。
逆に、欲がなければ、
やる気が湧かないとも言えます。
また、ハングリー精神とも言えます。
海外で大成功を納めた人たちの多くは、
貧乏で恵まれなかったり、
虐待を受けていたり、
差別されていたりと、
逆境があった人の方が多いのです。
ないものを得るために、
自分が思っていた以上の力が出せた、
とも言えます。
文明が発展していったのも、
こういうハングリー精神が、
大きく影響していることでしょう。
これがあれば便利だ、
こういうサービスがあれば有り難い、
という誰かの思いが形となり、
今私たちが目にしているのです。
誰かの願望が実現した姿を、
私たちは見ているのです。
初めから存在していた訳ではないのです。
今の社会は、
物や情報が溢れているので、
ハングリー精神が得られ難い状況になっています。
何でも直ぐに手に入るので、
欲がない人も少なくありません。
それが幸福なことなのか、
不幸なことなのか、
難しいところですね。
時代が進むに連れて、
物やサービスは、
更に満たされて行くでしょう。
しかし、それだけでは、
人間は幸福にはなれないということも、
薄々感じています。
心を満たすことが重要なのです。
その一つが欲を持つことです。
何かを追い求めて、
努力している時は、
心が充実しています。
ぼんやり生きていては、
絶対に得られないものです。
自分の欲しているものを明確にして、
それを得るために努力していこう。
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