葉山秋期行修会@20181110

葉山 行修会・講習会

葉山

 

平成30年11月10日(土)~11日(日)

天風会認定はまかぜの会主催で行われた、

葉山秋期行修会

@レクトール葉山 湘南国際村

に参加して来ました。

 

天気は晴れていましたが、

雲が多く、この二日間では、

残念ながら富士山を見ることができませんでした。

 

今年で4回目ということですが、

私は今回が初めての参加でした。

 

講師の方は、鷹野國雄、萩原いづみ、山田真次

という素晴らしいお三方でした。

 

1日目は午後の開会式から始まりました。

養動法、安定打坐は何度か行いました。

講義・実習は、「神経反射の調節法・活力吸収法」

まずはクンバハカから教えて頂きました。

肛門を締め上げる、肩の力を抜く、下腹部に気を充実させる、

3ついっぺんにやることです。

特に強い衝動が来たときは、

これに息を止めるのです。

 

養動法は、クンバハカの応用と言われていて、

座って肛門を軽く締めて、お腹を回すのです。

お腹を回す時は、背筋を伸ばしてお腹を出すのがポイントです。

 

安定打坐は、ブザーや鐘の音を聞き、

心を無にすることです。

自分の場合は直ぐに雑念や妄念が湧いてきて、

なかなか無の状態にはなれませんでした。

 

呼吸法は、深呼吸に似ていて、

初めに空気を吐いてから、

口から細く長く息を吸う、

その時に五臓六腑、四肢の末端にまで

活力を吸収しているという意識を持つことです。

そして、吐く時は、

邪気などの消極的な観念を吐き出すイメージをすることが大切です。

 

運動法では、「積極体操の神髄」というテーマで、

ここでは、呼吸操練と積極体操を詳しく説明して頂きました。

毎朝やっていることですが、

まだまだ完璧ではないなと気が付きました。

特に積極体操で後ろを突く時は、

流れてしまいやすいので、

しっかり肘から振ることポイントです。

 

講話は「如何なる時も積極的に活きる」

というテーマで話してくださいました。

 

実験では、思い・軽い、箸切を行いました。

錘を回す実験では、手は動かしていないはずなのに、

「回れ」と意識することで、

徐々に回り始めました。

 

二人ペアになって、

親指と人差し指で輪を作って、

相手がそれを外そうとするのですが、

「相手に負けないぞ」と思うと離れてしまいましたが、

「鉄の輪だ」と思い込むと外されることなかったのです。

相手の肩に腕をかけてやるパターンもやりました。

 

箸切の実験では、

相手に割り箸を持ってもらい、

こよりで割り箸切るのですが、

3回くらいのチャレンジで切れました。

初めはこれで切れるのかと思っていましたが、

無心になって腕を振り下ろすと、

意外にもあっさりと切れました。

一回できたからと言って、

次もできるとは限らないと言います。

定期的にやって、

セルフチェックしてもいいかもしれません。

 

この実験の意味することは、

思考が身体を操っているということです。

強く念じれば、

身体はそのように反応するのです。

「病は気から」というのは、

まさにその通りです。

出来ないと思い込めば、

出来ることも出来なくなるので、

気をつけたいところです。

 

夕食を取って、交流会がありました。

自分は近くにいた人としか話していなかったのですが、

それでも人生の先輩から、

好きな誦句など、色々と教えて頂きました。

普段なかなか話せないような人と話せたことはとても貴重です。

もっと積極的に話せば良かったなと思いました。

 

部屋でも同年代の人と相部屋になりました。

3年前の修練会ぶりだったので、

仕事のことなど、色々と話せてよかったです。

 

1日目が終わり、2日目からは早朝から、

外で安定打坐を行いました。

空気がとても澄んでいて、

鳥の鳴き声がうるさいくらいでした。

少し肌寒かったけど、

心が清められた感じがしました。

 

朝食を取って、

運動法では、統一法運動法の解説をして頂きました。

普段使わない裏筋肉を鍛えるもので、

きちんと出きればとてもいい運動になります。

 

その後、朝礼を行いました。

養動法・安定打坐を

瞑想の前に行いました。

誦句と瞑想では、「思考作用の誦句」

に関するお話を聞きました。

タクシーとお婆ちゃんの話が印象的でした。

嫌なことを言われても、

良い言葉で返せる人間になりたいなと思いました。

その後、瞑想と意見交換をしました。

 

ひとりマッサージを行って、

昼食を頂きました。

 

午後からは、

誦句と瞑想では、「勇気の誦句」

を聞いた後、

瞑想と意見交換をしました。

自分は圧倒的に勇気が足りてないなと思いました。

勇気を煥発できるように、

日々行修に励みたいと思います。

 

まとめでは、「積極心を創る」

というテーマで、お話を聞きました。

何事に対しても感謝する心を持つことが、

積極的な心を創る基になっていることがわかりました。

良いことは勿論、

悪いことが起きても、

感謝できる種を見つけることが大切です。

不平不満、愚痴は決して言ってはいけません。

 

閉会式で全てのプログラムが終わりました。

会場の出口で、鷹野講師と萩原講師がお見送りをしてくれたのが

印象的でした。

鷹野講師とはしっかり握手をして、

お礼を伝えました。

 

自分は人と話すのが苦手で、

気持ちを上手く伝えられないので、

交流会や意見交換などは大変苦労しましたが、

上手な人を見て、自分も上手くできるようになりたいなと思いました。

 

朝礼やクンバハカ、安定打坐、呼吸法は、

毎日やっていたことなんですが、

気が緩んでいることが多く、

まだまだ本気で取り組めていないと感じました。

はっきりした意識を持って、

一つ一つ取り組んで行こうと思います。

 

こういう場所に来ると、

教えてくださる講師の方もいますし、

参加している人は積極的な方ばかりなので、

嫌でも積極的になれますが、

家庭や職場に戻るとそうはいきません。

教えていただいたことを活かして、

日常生活に応用していくことが、

本番だと思います。

 

講師、はまかぜの会の皆さん、参加者の皆さん、

お陰で楽しく取り組むことができました。

ありがとうございました。

 

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