自分のあやまちを話す

人間関係

昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。

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今日は、『人を変える九原則』の3番目です。

まず自分の誤りを話したあと相手に注意する。

 

『人に小言をいう場合、謙虚な態度で、自分は決して完全ではなく、失敗も多いがと前置きして、それからまちがいを注意してやると、相手はそれほど不愉快な思いをせずにすむものだ。』

あなたは人に注意する時、自分の失敗談なども話したりしますか?

 

ただ普通に注意するよりも、余程効果的だと思います。私は注意されることの方が多いので、こういうクッションのような前置きがあると、救われるものがあります(^_^;)

上の立場の人も、失敗することがあるんだと教えてもらうと、同情してくれているような気持ちになります。

その状況で、間違いを注意されても、自分のためを思って指摘してくれたんだと感じて、心に傷を負うこともなくなる。

これは、注意する立場の人がたくさんの失敗した経験がないと、なかなか出て来ないアプローチです。

プレイヤーとして大活躍した人が指導する立場になっても、優れた人が育たない原因の一つが、このようなことでしょう。

今たくさん失敗している人は、どうか落ち込まないで欲しい。後々、その失敗談を語る機会が来た時、とてつもない効果を発揮することが出来ます。

人を勇気付けることが出来るし、自分のことのように、相手の気持ちを理解することが出来るようになります。

多くの成功者は、たくさんの失敗を経験して来ていることを忘れてはいけない。失敗すれば失敗するほど、成功に近づいているという積極的な思考を持つようにしよう!

 

『・・・謙遜と賞讃は、われわれの日常の交際にも、大きな効果を発揮することができるはずだ。』

あなたの普段の交際関係を思い出してみましょう。

拗れている関係があれば、自分から何かのアクションを起こしていく必要があります。待っているだけでは、一向に良くなることはないでしょう。

例えば、謙虚に出てみたり、ほめてみたり、こちらから相手との対応を変えてみるのです。

『過去と他人は変えられなくても、自分と未来は変えられる。』

自分に出来る精一杯のことをしましょう。きっと相手も応えてくれます。

良好な人間関係を築くためにも、たくさんの失敗が必要です。そこから学び、成長していくことで、満たされた関係を作っていくことが出来ます。

失敗とチャレンジした数は、財産の数だと思いましょう!

 

 

 

 

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写真素材足成

 

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