誤りを認める

人間関係

昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。

今日は、『人を説得する十二原則』の3番目です。

『自分の誤りをただちにこころよく認める。』

あなたは、自分の誤りに気づいた時、素直に認めているでしょうか?

 

自分の誤りを認めたがらない人がいますが、そういう人は客観的に見ていても、好印象には映りません。プライドや恥ずかしさが邪魔をしているのかもしれませんが、素直に誤りを認めた方が紳士的に感じます。

この傾向は年齢がいくにつれて、顕著になってくるように思います。長年生きてきたのだから、自分の方が正しいんだと。 でも、固執している限り成長はありません。

いつまでも成長し続けるためには、素直さは欠かせません。相手の意見を受け入れたり、自分の誤りを認めたり、広い心を持ちたいものです。

『自分が犯した誤りを認める勇気には、ある種の満足感がともなう。罪悪感や自己防衛の緊張がほぐれるだけでなく、その誤りから生じた問題の解決にも役立つ。』

自分の間違いだと気づいていたら、勇気を出して認めましょう。自分を守らないといけないという必死さから解放することが出来ます。

そして、問題解決もスムーズに進むことでしょう。本人が変な意地を張っていたら、何時まで経っても解決されることはない。問題が拗れる原因は、ここにありそうですね(^_^;)

『どんなばかでも過ちのいいのがれぐらいはできる。事実、ばかはたいていこれをやる。自己の過失を認めることは、その人間の値打ちを引きあげ、自分でも何か高潔な感じがしてうれしくなるものだ。』

言い訳の上手い人がいますが、その人が必ずしも優れているとは限りませんね。謝罪の記者会見を見ていても、素直に認めている人ほど、好印象に映るものです。

逆に、いつまでも誤りを認めない人は、見苦しい印象的を受けます。リカバリーも難しくなるでしょう。良心があるならば、本人も辛くなるに違いありません。

自分が素直な心を持っているのか確認してみよう!

自分が誤りを犯した時は、どのような対応を取るのか?

自分を守ることよりも、相手にどのような印象を与えたいのか?

今のうちから考えておきましょう!

 

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Photo by Free.Stocker

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