誤りを指摘しない

人間関係

昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。

今日は、『人を説得する十二原則』の2番目です。

相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。

あなたは、相手が間違えているとき、鋭く指摘するタイプでしょうか?

 

指摘する立場の人は、気分が良いかもしれませんが、指摘された方は、気分を悪くするでしょう。

その人との人間関係や指摘の仕方に注意する必要があります。また、言い方や言うタイミングにも気を使った方が良いでしょう。

そして、好き嫌いもあるでしょう。好意を抱いている人から言われたら、素直に聞き入れるのに、嫌いな人から言われたら、反発したくもなります。普段から、良好な人間関係を築いておくことが大事ですね。

『傷つけられたのは、論理ではなく、感情なのだから。』

このことは、よく心得ておくべきでしょう。相手が傷ついたのは、考え方よりも、感情なのです。

逆の立場になれば、よくわかります。自分が指摘されたら、どこが傷つくのか?

心ではないでしょうか?

相手の立場になって、言い方には気を付けましょう!

『人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ。』

これは、ガリレオの言葉だそうです。頭ごなしに言う人もいるが、それはむしろ逆効果になりかねません。相手が自分で気づいたと思わせるように仕向けることが賢いやりかたです。

相手は教えられた、指摘されたと思わないので、気分を悪くすることはないでしょう。言い方1つで、相手との距離が縮まるか遠ざかるかが決まる、重要な考え方ですね。

『相手のいったことに対して理解ではなく、価値判断をまず与えるのがふつうである・・・相手の真意が、どこにあるのか正確に理解しようとつとめることはきわめてまれである。』

殆どの人がそうじゃないでしょうか?

自分の価値観のフィルターを通して、相手の意見の善悪を判断してしまいます。相手を理解するには、まず自分の価値観を忘れることですね。それが出来れば、素直に聞く耳を持つことが出来ます。

簡単なことじゃありませんが、意識してみるだけでも、成長に繋がります。

相手とどういう関係を築きたいのか?

それは、自分の心掛け次第で自由に決めることが出来ます。相手の感情を刺激しないような、指摘のありかたを見直してみましょう!

 

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Photo by Free.Stocker

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