昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
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今日は、『人を説得する十二原則』の8番目です。
『人の身になる。』
あなたは、相手の身になって、発言や行動をしていますか?
『相手の考え、行動には、それぞれ、相当の理由があるはずだ。その理由を探し出さねばならないーそうすれば、相手の行動、相手の性格に対する鍵まで握ることができる。』
人の価値観や行動パターンは十人十色で、時には理解し難い人もいます。外国人ともなれば、特にそうですね(^_^;)
だからこそ、相手の身になって考えてみる必要があります。
なぜそういう発言や行動をするのか?
相手自身にどんなメリットがあるのか?
答えが間違っていても構いません。考えてみることに意味があります。相手の気持ちがわかれば、こちらの言葉や行動も選びやすくなります。
相手と良好な人間関係を築くには、相手の特長や性格を捉えて、適切な言葉を使うことですね。遠回りに見えますが、相手の身になることからはじめてみましょう!
『他人にものを頼もうとするときには、まず目を閉じて、相手の立場から物ごとをよく考えてみようではないか。「どうすれば、相手はそれをやりたくなるだろうか」と考えてみるのだ。この方法は面倒にはちがいない。だが、これによって味方がふえ、よりよい結果がたやすく得られる。』
あなたは他人に依頼するとき、相手の立場を考えていますか?
自分の頼み事を相手が快く引き受けてくれるためには、相手の立場に立った言葉選びが重要です。
もし自分のことしか考えていない発言ならば、相手は不快に感じることでしょう。
自分が相手の立場だったら、どんな言葉を掛けてくれたら、気分よく受け入れられるでしょうか?
「人の身になる」というのは簡単なことじゃありませんが、相手を気分よくさせ、よい関係を築くためには、欠かせない要素です。人から慕われ好かれている人は、それが出来ている人ではないでしょうか?
味方を増やしたければ、ぜひ「人の身になる」という心構えを身に付けていきましょう!
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