おだやかに話す

人間関係

昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。

今日は、『人を説得する十二原則』の4番目です。

『おだやかに話す』

あなたは、普段どんな口調で話していますか?

 

おだやかに話してくれた方が、聞き手にも良い印象を与え、優しい感じがします。

以前の職場では、ガミガミうるさく言う上司がいましたが、なかなか好きにはなれませんでした(^_^;)  相手のためを思って言ってくれているのかもしれませんが、こちらとしては、素直に聞く気にはなれませんでした。

指示、命令をするにしても、先ずは良好な人間関係を築くことが大事ですね。そのためには、何を言うかよりも、どのように言うかの方が大切です。勿論、おだやかに話すことに越したことはありません。

『もし相手を自分の意見に賛成させたければ、まず諸君が彼の味方だとわからせることだ。これこそ、人の心をとらえる一滴の蜂蜜であり、相手の理性に訴える最善の方法である。』

あなたの意見を通したい時、相手にどのように訴え掛けていますか?

 

中には、大きい声を張り上げて、力ずくで押し通す人もいますが、本人以外は誰も満足しないでしょう。

先にやることは、自分は相手の仲間であると示すことです。誰も敵の意見を受け入れたいと思いません。味方だと認めてもらえれば、自分の意見にも同意してくれますし、協力してくれます。

対角線上に位置するのではなく、同じベクトルを向くことが重要ですね。

『太陽は風よりも早くオーバーを脱がせることができるー親切、友愛、感謝は世のいっさいの怒声よりもたやすく人の心を変えることができる。』

この寓話も聞いたことがあります。一見すると、北風の方が早く脱がせることができそうですが、寒さの余り余計に脱がなくなるんですね。

一方、太陽はジリジリと時間をかけて暑くしていきます。やがて上着を脱いでしまうということです。

この話からもわかるように、強引にやろうとしても上手くはいきません。むしろ裏目に出てしまう可能性も大いにあります。

もし自分の意見を通したい時は、感謝の言葉をかけるなどして、相手と仲間になりましょう。遠回りに見えても、協力者が増えることで、目標達成がより早いものになるでしょう!

 

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Photo by Free.Stocker

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