昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
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今日は、『人を変える九原則』の8番目です。
激励して、能力に自信を持たせる。
『大いに元気づけて、やりさえすれば容易にやれると思い込ませ、そして、相手の能力をこちらは信じているのだと知らせてやるのだ。
そうすれば相手は、自分の優秀さを示そうと懸命にがんばる。』
あなたは、相手を励まし、相手の能力に自信を持たせていますか?
昨日取り上げた7番目の原則、『期待をかける。』と同じような意味になりますが、やはり相手をその気にさせることが、相手を大きく成長させるコツですね。
本当に相手に能力があろうがなかろうが、大して関係ありません。『自分は出来るんだ』と相手自身が思えば、それでいいのです。こちら側が出来ることは、そう言った相手のやる気を高めることです。
相手もその気になれば、前向きになって、期待に応えようと頑張ってくれることでしょう。
私も子育てなど、人を指導する時が来ると思います。そういう時には、このスキルを活用していきたいと思います。
私もこのように育てられていたなら、もうちょっと明るく前向きな性格に、なっていたんじゃないかと思っています。
少し前に紹介したセクションにも、同じようなことが書かれていましたので、取り上げてみます。
人を動かす三原則の2番目、『重要感を持たせる』のところにも、興味深いことが書いてありました。
『子供にとって、親が示してくれる関心や、賞賛のことばほどうれしいものはないのである。』
親になったときには、肝に銘じておきたいですね。深い絆のある親子関係というのは、こういうところから作られていくのではないでしょうか。
昨今、親子の間でも凶悪な事件が起きていますが、親が子供に関心を示さなくなるのが一番いけないことだと思います。
子供は無限の可能性がありますので、なるべく制限を植え付けないように、気をつけたいものです。
でも、今までの環境があったからこそ、自己啓発に出会えたのですから、親にはとても感謝しています。
親のせいではありません。自分がどのように受け止めたのか。結局は、自分の捉え方なのです。
自分の身に起きている問題を乗り越えるためにも、日々勉強し、前進して行きましょう!
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