昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
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今日は、『幸福な家庭をつくる七原則』の6番目です。
礼儀を守る。
『礼儀は、いわば結婚生活の潤滑油である。』
あなたは、家に帰っても礼儀を守っていますか?
ビジネスシーンや、公共の場で礼儀を守ることは当然ですが、家庭内でも出来ている人は少ないのではないでしょうか。
仕事が出来る人は、礼儀も出来ている傾向にあります。お客様や取引先、上司や部下など、いろんな人と関わることになるので、礼儀を守って信用を築いていく必要があります。
一方、家庭ではどうでしょうか?
極親しい人だからと言って、礼儀を守ることなど、気を使うことはする必要がないように感じてしまいます。
もし、今までの関係に満足出来ていないなら、礼儀を守るということを意識してみては如何でしょうか。
また、家に入る前に靴を脱ぐのと同様に、その日の仕事の悩みも、家に入る前に脱ぎ捨ててしまうことだということも書いてあります。
私の父親は、これが全く出来ていませんでしたね(^_^;) 子供の頃から、父親の仕事の愚痴を聞いて育って来たようにものです。
聞いて欲しい気持ちはわかりますが、幸福な家庭を築くには、ネガティブな要因になりますので、なるべく家庭内で発散するのは、控えた方が良さそうです。
『真の幸福を得るためには、仕事よりも結婚生活を、はるかに重視する必要があるのだ。』
あなたは、仕事と家庭、どちらを重視していますか?
勿論、どちらも大切なことですが、特に日本人は、仕事を優先する傾向が強いのではないでしょうか。
テレビで見たことがありますが、北欧などの国では、家庭にいる時間が多く、家庭をより大切にしているそうです。日本も、そういう社会になれば、もっと幸福な家庭が増えると思います。
『百万の富をつくるよりも、やさしい妻と平和で幸福な家庭を築くほうが、男にとっては、はるかに意義のあることだが、家庭円満のために真剣な努力を傾ける男ほ、百人にひとりもいない。人生でもっとも重大なことを、成行きにまかせている。』
たくさん稼いで来た方が、妻も喜ぶだろうと考えている男性は多い。しかし、本当にたくさん稼いで来ても、真の幸福を与えられるかどうかは疑問である。
現に、たくさん稼いでいる夫婦が別れてしまうことは、よく聞く話である。お金がたりないから別れるのではなく、愛情が無いから別れるのである。
私も含め、男性は気をつけたいところです。パートナーにお金を与える以上に、たくさんの愛情を注いでいるのか、よく確認してみよう。
それと、パートナーとは言え、礼儀を守るところは守り、相手を尊重していこう。
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