今日から、書評していくのは、デール・カーネギーの『人を動かす』です。
幸せに生きる秘訣は、良好な人間関係を築くことだと思います。いくらビジネスで成功してお金に恵まれていても、分かち合う人がいなければ虚しい。
自分のことを振り返ってみると、無口で口下手ということもあり、友達は限りなく少ない方だったし、人間関係を築くことが苦手でした。楽しい思い出が少ないのも、それが原因かもしれません。
友達がたくさんいて、ワイワイしている人が羨ましかったのを今でも覚えています。だからでしょうか、テレビ番組はバラエティが好きだったり、さんまさんなどお笑い芸人に、憧れているところがあります。
人を楽しませる人には魅力があります。人は楽しい人、面白い人のところに集まる傾向があることがよく分かります。自分もそういう一面が持てる人間を目指したいと思います。
この『人を動かす』から人間関係の極意を学び、良好な人間関係を築いていきたいと思います。この本から見つけた名言をご紹介していきますので、皆様の人生にもご活用頂ければと思います。
PART1 人を動かす三原則
1.批判も非難もしない。苦情もいわない。
人間は何かと相手の間違っていることに気づいて、批判したがる傾向があります。自分の方が正しいんだと主張した時点で、既にダメだと思います。
相手の弱点を見るのではなく、相手の良いところを見るように意識を向けないといけない。自分だったら何を言われたいのか、相手の立場になればよく分かることですね(^_^;)
感情的になっている時は、つい激しく当たってしまいますが、それでも大人な対応が求められます。感情はコントロール出来ます。それが出来てこそ、立派な紳士淑女ですね。
『相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということをよく心得ておかねばならない。』
自分のことを思い出して見ればよく分かります。人は感情的な生き物なのです。相手の感情を逆立てするようなことはしてはいけない。
反対に相手の良いところを見つけて誉め称えよう!
良好な人間関係を築く最初のステップです。
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