昨日に引き続き、中村天風の『心が強くなる言葉』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
第2章、『生』の続きです。
『どんな場合にも、「こまった」「弱った」「情けない」「腹がたつ」「助けてくれ」なんていう消極的な言葉を、絶対に口にしないことです。』
あなたは普段、積極的な言葉を言うように心がけていますか?
ネガティブな言葉を使えば、ますますネガティブになります。ネガティブな状態でも、ネガティブなことが起きても、口に出して言わないことです。頭の中でも言わないことです。人は思っていること、意識していることに注意が向くので、負のスパイラルに陥ります。明るいことを探したり、自分を客観的に見たりして、切り替えることが大切です。
『できるだけ積極的な人と交わりなさい。』
あなたは、ポジティブな人と付き合っていますか?
人は他人から影響されやすいので、付き合う人を慎重に選ぶ必要があります。自分がネガティブだとしたら、周りからの影響が原因とは言い切れません。なるべく関わらないようにすることがベストですが、離れられない人もいると思います。ネガティブオーラを吸収しないように、上手く受け流すようにしましょう。深刻に受け止めないように気をつけることです。自分は自分という割り切り感が大切かもしれません。自分が相手のネガティブに負けないくらいの、ポジティブオーラで影響を与えられるように、自分を鍛えていきましょう!
『ジンクス、易、縁起、そのほかの迷信的な行為をする人は、自分に消極的な暗示をかけている。』
あなたは、自分にどんな暗示をかけていますか?
気が付かないうちに、自分に悪い暗示をかけている場合があります。特定の場所に来れば気分が悪くなるとか、雨の日になると気分が下がるとか、周りからの影響やトラウマのようなものも含まれるかもしれません。結局、ネガティブになってしまうのは、自分の捉え方が悪かったということです。ポジティブな人は、同じ出来事にあっても、ポジティブな面を見つけようとします。一方、ネガティブな人は、ネガティブな面を強引にでも探してきて、自ら進んでネガティブに陥ります。自分がどういう思考を持っているのか、感情が教えてくれます。
あなたは、どういう感情で生きていきたいでしょうか?
何が起きても、自分の好きなように解釈することが出来ます。どういう感情を味わいたいのかも、自分で選ぶことが出来ます。外部環境に支配されないように努力していきましょう。そして、なるべく明るい人とつながり、明るいところに行きましょう!
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