関心のありかを見ぬく

人間関係

引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。

今日は、人に好かれる六原則の5番目です。

相手の関心を見ぬいて話題にする。

貴方は、相手が何に関心を抱いているのか興味ありますか?

 

会話する時は、何かと自分の関心のあることを話してしまいがちですが、相手の方はそれほど関心を持っていません。

人は自分の話したいことで、頭がいっぱいです。そして、聞いて欲しいと内心思っているのです。それを察知出来れば、相手からも好意的に受け入れてくれるでしょう。

アメリカの大統領だったセオドア・ルーズベルトも、そのことを心得ていたようです。

『人の心をとらえる近道は、相手がもっとも深い関心を持っている問題を話題にすることだと知っていたのだ。』

前回の聞き上手に通じるものがありますね。先ずは、相手が何を話したがっているのか、じっくりと聞いてあげることです。

そして、そのことについて質問してあげる。中心テーマは常に相手の関心のあること。決して、自分の話したいことにすり替えてはいけない。

よく人の話を横取りする人がいますが、自分が満足したところで、相手から好かれることはないでしょう。おしゃべりな人は特に気をつけたいところです。

『相手しだいで成果もちがうが、概していえば、どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生がひろがるーそれが、何よりの成果だ。』

相手の関心していることに興味を向けることは、自分の成長にもつながる。自分の知らなかったことが学べるからです。

相手が満足するだけではなく、自分自身の視野が広がり、器も大きくなる。一石二鳥ですね。

自分の話したいことがあれば、後からでも遅くはない。先ずは、相手と相手の関心事に興味を持って、聞き手に徹することで、自分の話も聞いてもらいやすくなる。

相手から教えてもらうという態度で、相手の関心していることに、興味を持つようにしよう!

 

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人間関係
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