昨日に引き続き、『人を動かす』より、印象に残った言葉を紹介していきます。
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今日は、『人を説得する十二原則』の12番目、最後になります。
対抗意識を刺激する。
『仕事への意欲をもっとも強くかき立てる要件として・・・仕事そのものだったのである。
仕事がおもしろければ、だれでも仕事をしたがり、りっぱにやりとげようと意欲を燃やす。』
あなたは、今の仕事を楽しめていますか?
行動科学者ハーツバークの研究によると、仕事のモチベーションを高める要件は、お金ではなく、良い労働条件や、諸手当でもないという。
『仕事の報酬は仕事』という言葉を聞いたことがあります。はじめて聞いた時は意味がわかりませんでしたが、今では何となくわかります。
仕事でしか得られない充実感、達成感というものがあります。それが報酬の一つだったりするんでしょう。
確かにこれらは、お金には代えられない、ある意味貴重な経験であり、生きがいにもなります。
自分の大好きな仕事をしていたら、特にそう感じることでしょう。中には、趣味と仕事が同じになっている人もいます。大好きなことをして食べて行ける人は、そう多くはいませんが、一度切りの人生だからこそ、諦めずにチャレンジしてみる価値は大いにあります!
『成功者はみなゲームが好きだ。自己表現の機会が与えられるからだ。・・・
優位を占めたい欲求、重要感を得たい願望、これを刺激するのだ。』
あなたは、人のやる気を高める工夫をしていますか?
部下を持っているならば、部下の欲求や願望を捉えることが、まず始めにやるべき事でしょう。そこを上手く刺激してあげれば、部下のモチベーションを高めることが出来ます。
これは、自分自身にも言えることです。自分のやる気が下がった時は、自分の欲求や願望を確認することで、やる気を高ぶらせることが出来ます。
馬の目の前に人参をぶら下げて、早く走らせようとするのと似ていますね(笑)
人を動かすには、対抗意識を燃やすような何かがあった方が良いということです。
弱い自分に負けないためにも、目標、願望を明確にして、モチベーションを維持しましょう!
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